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コラム

2025年を振り返る

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こんにちは、さかです。

今年も残りわずかということで2025年を振り返ろうというでテーマで記事をかきたいと思います。

仕事

派遣という形でクライアント先の指示のもと業務開始してから、クライアント先でのコミュニケーションが増え、メールやzoomを通じたやり取りからチャットや対面でのやり取りに変わったことで、仕事がスムーズに進行するようになりました。

受託案件の部署にいた頃はクライアント先でのコミュニケーション手段が週1回の定例ミーティングかメールでのやり取りが主体だったので、クライアントとのコミュニケーションが限られて、ディレクターはミーティングやメールのやり取りを通じて、クライアントが求めている完成形を理解する必要がありました。

そのため、案件チームとクライアントをいかにうまくコントロールして、マネジメントできるかが問われていき、もしそこで認識が合っていないと巻き戻しが発生し、納期がギリギリになることがありました。

最悪の場合、信頼関係が失われ、契約解除に至るケースもあります。

新卒の頃にディレクター兼コーダーとして案件を持っていた頃は、そのコントロールとマネジメントの難しさを強く感じました。

途中から、エンジニア業務に専念して、現在のクラアント先でフロントエンドエンジニアとして仕事をしてからは、すぐにクライアント先の社員さんに確認ができるので、すごくやりやすいです。

また、気軽に相談できる環境なので、自分はクライアント先で一緒に業務した方が、気持ち的にも余裕ができて、向いているかなと思っています。

スキル

今年はスキル面でも成長を感じました。

その一つとして、コードレビューです。

以前はリーダーの方が主にレビューを担当していましたが、自分もレビュアーとしてコードレビューを行うようになりました。

当初はコーディングルールを基に、ルールに沿っていない箇所を中心に確認・コメントすることが多かったのですが、それだけではチェック作業に留まってしまうと感じたため、途中からは、運用しやすさや保守性といった観点を重視し、長期的にチームで扱いやすいコードになっているかを意識してレビューするようにしました。

コメントする際には「なぜその方が良いのか」を言語化し、運用面や保守性の観点を添えて伝えることを心がけています。

定期的にレビューを行うことで、得た視点を自身の実装にも活かせるようになり、成長を実感しています。

最後に

今年を一言で例えると、エンジニアの価値が変化すると感じた1年だったと感じます。

それを感じたのがAIです。

2025年はAIがさらに進化して、やりたいことを言語化してAIに渡してしまえば、高い精度でコードが生成されてるようになり、また自律的にAIが修正することもできるようになりました。

人間よりもAIが書いた方が正確であることが増えた感じます。

自分も1からコード書くことはしておらず、AIにやりたいことのイメージを渡して、生成されるコードを元に実装していくことが多かったです。

そのため、これまではエンジニアというのは、「コードを書けること」が前提だと思っていましたが、その前提は、少しずつ崩れてきているのを感じます。

今後、エンジニアが生き残るためにはどうすればよいのか。

自分は、「自分自身が持つ強み」にプラスアルファの価値を加えて貢献することが重要だと考えています。

コードを書く作業はAIに置き換わりつつあり、その一方で、生成されたコードを読み、理解し、適切に判断する機会は今後さらに増えていくでしょう。

その結果として生まれる空いたリソースを、設計やレビュー、または業務改善など別の形で活かしていくことが、AI時代のエンジニアにとって重要だと感じています。

2025年はIT・web業界は大きく変化しました。

2026年、さらにAIによる恩恵もしくは打撃を受けることでしょう。

人間とAIを作業を分担させ、共存していくことが、エンジニアにとって自然な姿になると感じています。

2026年は、AIを「脅威」として捉えるのではなく、「どう使い、どう価値を広げるか」を問い続ける1年にしていきたいです。

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